ノミダニ予防について
- 雅 松浦
- 3 日前
- 読了時間: 3分
― ノミ・ダニ予防のお願い ―
ワンちゃんの健康を守るために、ノミ・ダニ予防はとても大切です。
ここでは、被害の内容やお薬の仕組みについてわかりやすくお伝えいたします。
■ ノミ・ダニの被害とは?
ノミやダニは、ワンちゃんの身体に寄生し 吸血することで様々なトラブルを引き起こします。
皮膚のかゆみ・赤み・脱毛
アレルギー性皮膚炎
ダニが媒介する感染症(人にも影響するものがあります)
ノミ寄生による貧血(特に小型犬はリスク高め)
ほんの数匹でも症状が出ることがあり、見えない場所に潜り込んでいることも珍しくありません。
マダニを媒介とするウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は最も怖く、感染した場合、人間でも亡くなることがあります。
↑Yahoo!ニュースに飛びます。
■ ノミ・ダニ予防薬の仕組み
予防薬には大きく分けて 経口タイプ と 首元に塗布するスポットタイプ があります。
● 経口薬(食べるタイプ)
・体内に吸収された成分が、吸血しようとしたノミ・ダニに作用
・寄生しても血を吸った段階で駆除できる
・全身にむらなく効果が行き渡るのが特徴
● スポットタイプ(首元に垂らすタイプ)
・皮脂や皮膚に広がり、体の表面をバリアのようにコーティング
・触れたノミ・ダニに作用し駆除する
・シャンプーや水遊びの頻度が高いと、効果に差が出る場合有り
※ホームセンターなどで販売されている医薬部外品と、動物病院で購入できる医薬品とでは効果が全く違います。
当店では、医薬品のご使用をお願いしております。
医薬部外品や民間療法での予防だけの場合、当店をご利用頂くことが難しい場合がございます。
■ 効果が出るまでの目安
薬の種類によって異なりますが、一般的には投薬後 4〜48時間で効果が発現するとされています。
製品により差があり、即効性の高いもの・ゆっくり広がるものなど特徴はさまざまですので、ご来店日に効果がある状態でお越しくださいませ。
■ 冬でもノミ・ダニは活動しています
「冬は大丈夫」と思われがちですが、
室内の暖房や布製品、車内の温度などで 一年中活動しています。
寒い時期でも油断せず、通年での予防をおすすめしています。
■ サロン内にノミ・ダニが“持ち込まれる”可能性について
ノミ・ダニは自然界に存在するため、予防薬を飲んでいるワンちゃんでも毛に付いたり、我々スタッフやお客様の衣服に付いて、サロンに入ってくることがあります。
侵入を完全に防ぐことは不可能です。
ただし、予防薬を使っていただいていれば、入り込んでいても、ほぼ100%に近い非常に高い効果で被害は防げます。
万が一吸血されても、薬の効果で被害が広がる前に駆除できるため、他のワンちゃんへのリスクも大幅に下げることができます。
そのため、Leoponでは皆さまに予防薬のご協力をお願いしております。
■ 例外的に、予防薬が必須ではない場合
ただし以下のようなケースでは、ノミ・ダニ予防をされていなくてもお受けしています。
【シニア犬や持病やアレルギーがあり、薬の使用が難しく、外出の機会が最小限である場合】
安全を最優先に、体調に合わせたご相談も可能ですので、お気軽にお伝えください。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。





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